【読書レビュー】老人漂流社会

※とても長いです。

老人漂流社会

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(2015/10/5 22:10時点)




NHKスペシャルで放送されたものを元に書いた本だそうです。
私は、テレビは見ませんでしたが、
老後について、真剣に考えないと思い、借りてきました。

私は、自分の老後の備えについて、できる限りのことはしたいです。
他力本願という言葉がありますが、今、一般に認識されている意味と、
本当の意味は全く違います。
そして、本当の意味での他力本願でありたいと思っています。

他力本願は、歎異抄に書かれている「本願他力」からきています。
歎異抄は、浄土真宗の開祖である親鸞が書いたものです。
本願他力は、自分でできる精一杯のことをやって、これ以上はできない。
そういうときに、最後は天に運を任せましょうって意味です。
万事を尽くして天命を待つ。
そんな意味だったんですねえ。

私は思うのです。
この問題は、今後ますます大きくなるでしょう。
そして、国が解決できる問題でもなくなるだろうと。
頭を使い、時代に順応し、全力で備えた者だけが生き残る世界になると。

むやみやたらと脅かすつもりはありません。
ただ、このままなにも備えなかったら、まじでやばいことにはなるでしょう。

この本では、今まで普通に暮らしていた高齢者が、
病気や認知症等をきっかけに自宅に暮らせなくなり、
施設や病院をたらい回しにされ、
まさに老人漂流となってしまう様が描かれています。

収入が少ない、貯金が少ない、頼る人がいない
この三重苦が、老人漂流や下流老人になってしまう要因なんだと思う。

子どもがいなく、妻に先立たれた男性、
妻に先立たれ息子と暮らしていたが、息子が脳梗塞で倒れ、
自身も体調が悪化した男性、
生涯独身で認知症にかかった女性

病気や認知症をきっかけに自宅で過ごす事が困難になるが、
介護施設は圧倒的に不足している状態。

介護施設としては、主に以下があります。
・特別養護老人ホーム(特老)
・老人保健施設(老健)
・有料老人ホーム(有料)

これらの特徴ですが、
特老は死ぬまで面倒を見てくれて、料金は収入に比例するので、
ここに入れるのがベストです。
ただ、私の祖父の場合は、年金高いから、返って損するかもと言われたが。
10年以上前なので、年金制度も今よりよかったし。
ただ、なかなか入れません。入所者が死ななきゃ、次の人が入れんしね。
私の祖母の番が回ってきた頃には、祖母は既に逝去していました。

老健は最長でも半年、入院したら即退去と、ちょっと条件が厳しい。
私の祖父母も、半年毎にあちこちの老健を渡り歩いていた。

有料は高いです。民間の施設だし。
入所するのに、一時金でウン百万はかかるし、月20〜30万かかるし、
ブルジョワ向きだわ。

でも、こういうとこに入れる人も限られているので、
溢れた人らはどうなるかというと、
病院にしがみついて、早く出てって欲しいと常に嫌みを言われるか、
無料定額宿泊所、簡易宿泊所的なところで、
まあ、言い方悪いが…掃き溜めだよね。

うーん…。
やっぱり今の高齢者は、自分が介護される立場になることを想定していなかったんじゃないだろうか。
昔は平均寿命はもっと短かったから、介護が必要な前に逝っただろうしな。

様々な事情で、漂流せざるえなかった人たちがいます。

確かに、その人たちは気の毒なのですが、
国の社会保障制度などを責める気にはなれません。
必要ではあるのですが、全面的に頼りにして寄りかかるのはよくない。

まあ確かに、五輪のエンブレムとか国際競技場とかに使うくらいなら、
社会保障制度に金回せよとはモチロン思いますが、
これからの世の中、国の力だけでは支えきれなくなるだろうと思うからです。
本当にどうしようもない事情というのはあるとは思うのですが、
ずっと心も身体も元気で、ある日ぽっくり逝くなんてことは、
まず有り得ない、夢物語であると認識したほうがいいのではないかと。

前述した、子どものいなくて、奥さんに先立たれた男性ですが、
こういってしまうと血も涙もないと言われそうですが、
見通しが甘い部分があったのではないかと思います。

子どもがいないのなら、将来頼る人がいないのはわかりきっていたはず。
ずっと賃貸でいたのなら、生涯家賃を払わなければいけないこともわかっていたはず。
また、住宅ローンや教育費がかからない分、お金には余裕があったはず。
なのに、どうしてお金を貯めておかなかったのか。

本には、行き着く先は生活保護とありましたが、
生活保護受けれるうちが花。
将来、こういう人たちはどっと増えるから、
需要と供給のバランスが崩れ、
一部の人しか生活保護が受けれない。

年金が制度が危ういので、生活保護しかないとか
アフォな事書いてある記事を見かけましたが、
年金制度が危うくなったら、
生活保護も無理だよ


生活保護の半数が高齢者なんですってよ。
このまま、高齢化が進んだら、あらら、足りるのかしら?
生活保護の財源は枯渇するのじゃないかしら?

生活保護制度をディスりたいわけじゃないけど、
あまり当てにはして欲しくないと思う。
将来的に足りなくなるだろうし。

それにさー、年金払った人が年金生活している傍らで、
年金払わない人が生活保護受けているのを見るとモヤモヤするんじゃないかね。
いいなー、こいつは年金払わなくても、お金貰えてって。
法の下の平等と言う言葉に疑問を持つ気がする。
まあ、このへんは深く掘り下げると、持てる者と持たざる者との間に、
激しい罵倒や罵り合いが始まりそうなので、このへんで。

こういう特集の感想で、可哀想って言う人が多いけども、
人の心配してる場合じゃないZE☆明日は我が身だZE☆
そう思うのなら、自分はそうならないように対策を練らないと。

介護の現場で働く人たちの感想はもっと現実的なものだったな。
施設だけ増やしても、働く人を優遇しなければ意味が無い。
うん、全くその通りだと思う。
10代、20代の人も冷静な感想だった。
今の財政状況では、10年後、20年後はどうなっているかわからない。
うんうん、もっと恐ろしい事になっていそう。

色々考えた結果、辿りついた結論!
人のせいや国のせいにしても、なんの解決にもならん!
結局、自分を助けることができるのは自分だけ!
ああ、でも利用できるものは最大限活用しないとね☆

紅蓮の弓矢の歌詞からこの言葉を贈ろう。
祈ったところで、何も変わらない
《不本意な現状》(いま)を変えるのは、戦う覚悟だ


老人漂流の話題になり、
母親が言っていたのだが、
人と同じことしていたら、ダメだよ。
人よりも何倍も努力しないと。


それも、ただ努力すればいいわけじゃない。
正しい方向へ努力しないと。
努力してもうまくいかないというのなら、
努力が足りないか
間違った方向に努力しているのか
まだ結果が出ていないだけか
のどれかだろう。

正しい方向へ努力できているかは、
自分に向いている方法でアプローチしているのか、
つまりは、自分を知らないとわからないだろう。

お金を貯める方法としては、
収入を増やす
支出を減らす
投資で殖やす
の3つの方法がある。

全ての方法ができれば、それに越した事はないけれど、
大抵は、どれかひとつの方法をとることになると思う。
まあ、ひとつが成功したら次のステップにいくことはあるだろうが。

たとえば、まず支出を減らすことを考えるだろうけど、
うちの母親見たく極端に物欲ない人なら、
難なく最低限の支出だけで済ます事ができる。
しかし、煩悩が108個以上ありそうな人が支出を最低限にするのは無理。
それならば見方を変えて、別の方法でいく。
欲望は成功の神ともいうし、消費していた力を生産する力に変えるとか。

欲望が強いのなら、その欲を新しい物を作り出す創造力に変換すればいい。
欲が無い人が、商品開発できるとも思えないしね。
つまりは、収入を増やす力があると思う。

欲が無い人は、細々と暮らせばいいし、それができると思う。
欲が強い人は、収入を増やすパワーに変えていけばいいと思う。

なんにせよ、頭を使わないとね。
考えて、考えて、考えて、考えないと
これからの時代は生き抜けない気がするのね。なんとなく

私はといえば、まあ安月給ではあるが、
身の丈にあった支出でおさまっていると思う。
転職すれば年収アップする可能性もあるだろうけど、
(少なくともまともに賞与がでる会社に入れば50万アップはできそう)
人付き合いスキルが底辺な私は、新しい環境でやってける自信ない。
今みたく出向している分には、人付き合い悪くてもなんとかなるしさ。
でも、今のとこで年収アップする努力はする。

支出はまあ、もう少し絞る余地はあるかな。
ただ、急激にやるとリバウンドすると思うので、徐々にやっていく。
あとは、投資に力を入れている。
まあ、資産運用が目的だけど、趣味も兼ねている。
資産形成は投資信託で堅実に進めている。
趣味の部分に関しては、50万損切りしたり、とんでもないことになってるが。
信用とか、先物オプションとか、火傷しそうなもんばっか。

趣味の投資はほどほどにしよう…。
どんなに節約頑張っても、50万の損切りしたら全部水の泡だわ。
まあでも、勉強を頑張って、投資で殖やすのを頑張る方向でいきたいっす!

3年後には資産1千万を達成したい。
今が500万くらいだから、5年後に設定した方が無理がないかもだけど。
ちょい厳しいが、目標は高く!

色々な可能性を無駄にしたくはないから、副業も考えてはいる。
なかなか実行には移せてないけど(汗

退職後は、年金と、株の配当等の不労所得と、副業(退職後は副業じゃないか)で
趣味も楽しみつつ、細々と暮らしていくのが夢。

あと、これは大いなる夢だけど、いよいよ介護が必要になったら、
有料老人ホームで悠々自適に暮らしたい。
…月20〜30万は必要だけどな!

もしもランプの精に3つだけ願い事を叶えてもらうのならば、
・一生困らない年金が欲しい
・一生介護が必要にならない身体が欲しい
・一生認知症にならないようにして欲しい


なんか、
夢が無い夢だな

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No title

こんばんは。将来のことを考えると不安が募る一方です。今でさえ手が足りてないのに、親が80代になるころ(健康寿命の平均が75歳なので)、そして私たちの時代にはどうなっているんでしょうか。年金も介護保険も破綻しそうです。国保も今の医療費から考えると存続が危うそうですよね。特養は要介護3がつかないと入れないし、今は介護認定もかなり審査が厳しく、同じ県内で似たような状態の人でも市によっては要介護認定がおりない場合もあります。有料老人ホームもピンキリありますが、うちの近くでは月額10万円前後で入居可能です。それでも国民年金の満額より高いんですよね。身元引受人がいない人は入居できない場合もあります。病院も身元引受人がいないと治療を断るところがあります(これは本当にびっくりした)。お金があると選べる範囲が広がります。お金って年をとるごとに大事になりますね。私もスー様見習って収入と貯蓄を増やせるようにがんばります^^
長文失礼しました。

Re: No title

>まるまるさん

コメントありがとうございます。やはり現実は厳しいものがありますね…。
年金支給年齢は上がって支給額は減らされ、現役世代は保険料を上げて…とやって、なんとか制度を破綻させないようにしていくのでしょう、これからは。介護保険も今は40歳からですが、これも引き下げられるのは時間の問題でしょうね。
今から、できることはやっていきたいです。
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資産推移
2009年04月…248,359
2009年12月…466,209
2010年12月…688,015
2011年12月…1,031,306
2012年12月…1,882,514
2013年12月…3,149,201
2014年12月…4,350,633
2015年12月…5,522,115
2016年01月…5,443,699
2016年02月…5,400,404
2016年03月…5,686,128
2016年04月…5,654,284
2016年05月…5,945,482
2016年06月…5,969,654
2016年07月…6,116,623
2016年08月…6,560,497
2016年09月…6,772,705
2016年10月…7,230,506
2016年11月…7,876,965
2016年12月…8,295,964
2017年01月…8,623,800
2017年02月…9,127,763
2017年03月…9,377,314
2017年04月…9,307,986
2017年05月…9,766,171

2018年12月までに1000万!
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株式投資損益結果
2015年合計…-90,544円
2016年01月…-149,220円
2016年02月…-3,202円
2016年03月…26,254円
2016年04月…19,341円
2016年05月…10,511円
2016年06月…10,913円
2016年07月…-54,045円
2016年08月…-26,157円
2016年09月…4,727円
2016年10月…12,225円
2016年11月…2,843円
2016年12月…10,428円

2016年累計…-135,682円
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ダイエット進捗
開始体重 58.2kg
2015年11月14日 58.3kg
2015年11月20日 58.4kg
2015年11月27日 58.0kg
2015年12月05日 57.8kg
2015年12月12日 58.7kg
2015年12月19日 59.3kg
2015年12月26日 59.2kg
2016年01月09日 60.1kg
2016年01月16日 60.4kg
2016年01月23日 59.5kg
2016年01月30日 58.6kg
2016年02月06日 59.1kg
2016年02月13日 59.0kg
2016年02月20日 57.9kg
2016年02月27日 58.5kg
2016年03月05日 58.4kg←今ココ

第一段階
目標体重 55kg

第二段階
目標体重 52kg
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プロフィール

スー

Author:スー
初めまして。
20代社会人で、プログラマーやってます。

ここでは、お金に関するキロクを綴っていこうかと思います。

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