【漫画レビュー】猫なんかよんでもこない。
「猫なんかよんでもこない。」の映画の予告編をうっかり見てしまい、
ものすごく観たくなったワタシ。
原作を読もうということで、電子書籍サイトで全4巻+番外編をレンタルした。
あらすじは、主人公(作者)はボクサーの夢が破れて、
兄貴が拾ってきた猫2匹と一緒に、捨てられるとこから始まる。
※主人公はニートで、一緒に住んでた兄貴に扶養されていた。
猫が嫌いといいつつも、世話をしているうちにすっかり情が湧き、
また彼自身の人生も大きく変わっていった。
それぞれの巻についての感想。
盛大にネタバレなので、嫌な人はページ閉じてください。
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兄貴が拾ってきた猫2匹を、最初は邪険にしていたが、
仕事が忙しい兄貴の代わりに世話をしていくうちにだんだん懐く猫。
※ボクサーを引退してからは一層ヒマだったと思われる。
ある日、結婚すると行って兄は田舎に帰り、猫2匹と残される。
バイトを始め、漫画家を目指すが、落選ばかり。
そこで、猫のクロをモデルとした漫画を描き連載が始まる。
しかし、クロは病気になってしまい…。
兄貴は漫画を描くのをやめ、主人公が描いていたり、
なんか不思議な巡り合わせだなーと思った。
猫の名前がクロとチン子なんだけど、
漫画で2匹の猫がいなくなり、探していたら、
お巡りさんに職質されたのがおかしかった。
※猫の名前を大声で呼んでいたからと思われるw
映画は1巻の内容らしい。
後に作者の奥さんになるウメサンも出てくるらしいが。
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クロ亡き後、主人公とチン子だけの生活が始まる。
気になっていた女性ウメサンとの交流も始まる。
しかしある日、捨てられた子猫の鳴き声を聞き、
いてもたってもいられなくなる。
1巻でクロが亡くなった後のお話。
3巻からは主人公の環境がガラッと変わってしまうので、
チン子にとっては1番幸せなときだったのかなと思ってしまう。
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2巻のラストで、結局、捨てられた子猫を拾い、ポコと名付ける。
しかし、チン子はポコを嫌うし、ウメサンは猫を拾うのに難色を示していたし
と気になって、里親を探し始める。
里親が決まった頃には、チン子もポコに慣れ、
ウメサンも実は猫好きとわかり、飼えない理由がなくなり、
結局ポコを飼うことにする。
その後、ウメサンと結婚、引っ越しをすることになり、環境が大きく変わる。
とにかくチン子を取り巻く環境が大きく変わっていくので、
チン子が少し可哀想になりました。
しかしまあ、ニートだった主人公が結婚するとはなあw
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主人公の結婚により、新居に引っ越したチン子とポコ。
しかし、18年過ごしたチン子との別れの時は近づいていて…。
最終巻でした。こうしてみると、本当に色々なことがありました。
2匹の猫との出会いでここまで人生変わるんだなあと感慨深い思いでした。
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チン子亡き後の話や、兄貴視点でクロとチン子とミツオ(主人公)の話や
映画化についてのインタビューとか色々。
一気に読んだら日が暮れましたwでも、面白かった!
映画も楽しみです。
なんかこう、出会いによって大きく価値観が変わったり、
価値観が変わったことで人生も変わったり、そんな話が好きです。
未だ実家暮らしで、子供の頃と
自分を取り巻く環境が変わっていないからかもしれんw
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